2017年12月16日
12月4日オンライン山岳気象講座「冬山の気象入門」を開催しました。
講座概要
冬は天気が周期的に変化します。この天気の変化を見極めることが、冬山の安全登山には欠かせません。今回は地上天気図と500hPa高層天気図を使い、冬山の天気について学びます。
「今年こそ雪山に挑戦してみたい」という方だけでなく、「雪山経験はあるけれど、もう一度冬山の気象の基礎を復習したい」という方も、ぜひご参加ください。
講座内容
*「Part2. 冬山の気象入門」は中部山岳を中心にご説明します。
◆Part1. 山岳気象のキホン
冬山の気象特性
→標高が1000mあがる場合に6度下がると言われているけど、冬の場合は…?
冬山における気象リスク
冬山を始めるのに良い場所は?
◆Part2. 冬山の気象入門
・冬の天気サイクル
・「冬型」とは?
・冬型が強い場合、弱い場合の特徴
・冬型が続くかどうか判断する方法
・週間天気予報から冬型が弱まる時期を予想する
・中部山岳の稜線の歩行が困難になる条件
・移動性高気圧における遭難事故、気象
講師の冬山実体験を交えた内容でより実践的
講師は株式会社ヤマテンの河野卓朗様。一晩で1mぐらい雪が積り、テントが埋まるのかと心配になった話など、冬山登山の実体験を交えた学びの多い講義でした。
冬山の天気の予報は、地上天気図、高層天気図、週間予報を利用するものなど、明日からすぐ実践できる内容です。
講義に参加できなかった…そんな方向けに講義動画を有料配信中
本講義の模様を有料にて動画配信しています。
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冬山登山をする前に、冬山の気象を学びませんか?
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